坂部幹事の発表報告(第20回医療情報学連合大会)


以下に坂部幹事から全幹事・監事への発表報告を坂部幹事の承諾を得て転載します。


研究会役員各位

 11月28日(金)午後、アクトシティー浜松で開催した第20回日本医療情報学会大会オーガナイズドセッションで、かねてお知らせしたように「耳鼻科情報処理研究会会員から集めた電子カルテに関するアンケート結果」を、坂部が皆様の代わりに発表しました。座長はかの有名な吉原博幸(熊本大・宮崎医大)、山本隆一(大阪医大)の両先生でした。
 発表後の質疑で、吉原先生から耳鼻科では電子カルテは困難との結果だが、最近稼働した宮崎医大では耳鼻科がプログレスノートを入力していると質問あり、大学は医師の数が多く研修医が入力担当しているケースもあり入力は比較的容易かも知れないが、普通の診療現場では苦労していると答えました。又、逆に私から両座長に、ご自分の属する臨床系学会で電子カルテはどのように受け取られているか質問したところ、吉原先生は今は臨床やっていないから分からない、何もしていない、山本先生は病理だから直接関係ないとのご返事でした。私は、電子カルテを更に発展、充実、PRするには今回の耳鼻科のような調査を他の臨床系学会でも施行して、意見を集めたらよいと強調しておきました。
 東大から、標準データセットの抽出を始めたと報告があり、耳鼻科や眼科のような特殊な診療科は別途独自にやって貰いたいというような意見でした。それにしても標準データセットに心音が入っていましたが、内科重視でしょうか?この件は、担当の阿部先生に何らかの連絡があると思っています。
 阪大から地域ごとにいろいろな診療科を含めた電子カルテ実験システムを準備中との報告あり、耳鼻科も是非そのグループに入れて欲しいとお願いしておきました。
 終了後、私の懇意な眼科の先生が吉原先生からマイナーな診療科の電子カルテシステムはどのようなものなら使いものになるのかと質問されたそうで、多少効果があったと思います。この眼科の先生は、眼科コンピュータテクノロジー研究会をやっているそうなので、今後耳鼻科研究会と密接な連携をとろうと提案しておきましたが、いかがでしょうか?皆様のご意見をお聞かせ下さい。この眼科医は永田 啓先生(滋賀医大眼科講師・同医学情報センター兼任講師、臨床眼科学会コンピュータテクノロジー研究会幹事、この研究会の代表は宇治幸隆三重大眼科)で、Macで大学のネットを作った有名な人です。本来、このような準備折衝は医療情報学会でやることですが今のところ誰も考えていないようだと永田先生も思っています。

以上ご報告とお願いまで。12月3日坂部長正